名古屋城木造復元天守閣のバリアフリー化について文化庁への意見書と回答

文化庁に対し、名古屋市による名古屋城天守木造復元事業おける、特別史跡名古屋城現状変更許可申請について認可しないよう意見書を出しました。

名古屋市による名古屋城天守木造復元事業おける、特別史跡名古屋城現状変更許可申請について不受理もしくは却下とする意見書(要望)

名古屋城復元事業に関する文化庁からの回答

文化庁からの回答についてのコメント

当団体より、5月17日に提出した「名古屋城木造天守復元事業における意見書(要望)」について、本日、文化庁より回答が届きましたので、コメントします。
文化庁からの回答には、「高齢の方や障害をお持ちの方などの移動や施設の利用上の利便性、安全性の向上を促進することは重要なこと」と明記されております。
このことは、障害者だけではなく、高齢者も含まれており、すべての人が安全に利用できる考えは、当団体と文化庁も同じであると認識します。そのうえで、市が提案する11の新技術というものが、果たして4年後にすべての人に対しての利便性、安全性が担保されるとは、到底思えません。
現時点で利便性、安全性を確保するのはエレベーター以外には考えられず、名古屋市は早急に「エレベーターを設置しない」という方針を撤回するよう強く求めます。

2018年6月4日
愛知障害フォーラム(ADF)
事務局長 辻 直哉

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